新型コロナウィルス不況で問われる労働市場価値
新型コロナウィルスの感染が止まらない。
人口10万人あたりのPCR検査数が以下の通り、極端に少なくて、感染の実態が分かっていないところが一人の国民として不安なところだ。
10万人あたり190件と検査母数が少ないから、完成爆発は決して起こらない。
「完成爆発には至っておらず、自粛による効果は見られる」という専門家や政府の評価は、余り信じられない。
今、最優先事項は、新型コロナウィルスの感染を止めること。
しかし、同時に経済的影響についても考えなければならない。
新型コロナウィルスの経済的影響について考えるとは、僕自身が労働市場で残っていけるかを考えるということだ。
労働市場ので生き残りを意識するのは、このブログを書き始めたきっかけが、30代後半で仕事を失ったことだったからだ。
僕は、今40代前半だが、年齢に相応する労働市場価値がないという認識だ。
30代後半でクビになり、転職活動に苦しんだベースには様々あるが、年齢の割に経験やスキルが不足しているという点が大きかった。
ushinattta.hatenablog.com
転職できた際には、労働市場価値が低い認識があったあため、この5年近くは、自分たりには労働市場価値を高めるために仕事を通じて の成長には取り組んで来たとは思っている。
しかし、同じ40代前半の人たちと比べてると、自分は同世代と同じかそれ以上の労働市場価値がある状態になっているかというと、そうは思えない。
確かに、2015年時点よりは、価値に差はなくなったかもしれない。
ただ、もし、自分が会社の人員整理をする立場だったとしたらどうだろう?
自分は、継続して雇用される側ではなく、クビを切られる側にまだいると思える。
40代ともなれば、組織においては、課長や部長などのマネジメント経験が豊富で、人・モノ・金・情報を駆使して、組織としての結果を出し続ける能力が必要だろう。
また、もしマネジメントラインでなかったとしても、圧倒的なプロフェッショナルとして結果を出し続けた経験や能力が必要だろう。
僕はどうだろう、マネジメント経験はあるけれど、豊富かと言えばそうでもない。・モノ・金・情報を駆使して、組織としての結果を出し続ける能力も開発中だ。
もし、自分が再びクビになった時、自分自身だけで稼ぐ力が備わっているかというと、まだないように思う。
稼ぐ力が不足していることは5年前に認識していて、稼ぐ力を身に助けることは意識はして今も働いてはいるけれど、今の会社環境を使って稼ぐ力の開発になってしまっている。
コロナ不況で、自分が再びクビを切られるかもしれない。
今の仕事に集中することは引き続き変わらないけれど、改めて、自分の市場価値の棚卸しをするところから始めたいと思う。