人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

仕事

気がつけば人生後半に入る

このブログを始めた時は30代後半だった。 仕事も友達も金も全て失った時だった。 30代後半までの自分の人生を悔やんでいた。自分で自分の人生を切り開いていかなったことに。今振り返っても、30代後半までの僕は、自分の人生に無責任だった。そこからしばら…

新型コロナウィルス不況で問われる労働市場価値

新型コロナウィルスの感染が止まらない。人口10万人あたりのPCR検査数が以下の通り、極端に少なくて、感染の実態が分かっていないところが一人の国民として不安なところだ。 イタリア、ドイツ:3,000件余 アメリカ、シンガポール:1,700件余 韓国:1,200件余…

人との接触8割減策に改めて気付いた友達がいないこと

新型コロナウィルスの感染防止のため、緊急事態宣言が発令され、人との接触8割減に取り組み始めて1ヶ月。 僕が勤務する会社でも全面在宅勤務なった。 初めの頃は自宅のネット環境によって、オンライン会議などが不安定になったり、社内ネットワークに入れな…

なぜ僕らは会社のオフィスに毎日行くのか?

今の仕事は、海外出張があったり、国内でも直行直帰になることが多く、会社のオフィスに出勤しない日が割と多い。月間で平均すると週に2日しか出勤しないこともある。 オフィスへ出勤する日は、主に上司や同僚と打ち合わせや来客対応だけで、基本的に作業は…

稼ぐ力を身につける難しさ

今の仕事に就いて7ヶ月が過ぎた。 仕事で結果を出すことはもちろん、仕事を通じて今の僕に足らない「稼ぐ力」を身につけることに毎日必死だ。 これまでの社会人生活の中で、何かを売って稼ぐことはしたけれど、実は商品力やブランド力があって、実は簡単に売…

ブログ開設1年間の人気記事トップ5

「人生再起の記録」という、このブログを開始して1年が経つ。 誰かが読むためではなく、自分の整理・記録用として、始めたブログだけど、多くの人に読んでいただいた。 ブログを読んでくれた人の中には、こんな僕に興味を持ち、コンタクトくださった方々もい…

転職回数が多いと採用されない不思議な国ニッポン

ドイツ→フランス→シンガポール→タイの欧州・東南アジア出張を終え帰国。 年内の海外出張はこれで終わりの予定だ。海外は好きだけど、さすがに複数の国をしかも、気温差のある国を一気に回るとそれなりに体力を消耗した。日本に着くと寒くて、思いっきり冬で…

35歳転職限界説なんて関係ない「医師」「看護師」という何歳でも転職できる世界

僕は、今医療・介護関連の会社で働いている。 医療も介護は課題だらけの業界なのだけど、人材不足と言われているサービス業の中でも、特に人材不足が深刻な業界。 なぜなら、医療や介護の現場は、飲食店のように「人手不足なら営業休んだり、最悪な場合は閉…

満員の電車通勤がいよいよ苦痛になってきた

※スリランカの通勤電車(2005年撮影) 毎日の満員の電車通勤がいよいよ苦痛になってきた。今、30代で、このまま40代、50代、60代以降も満員電車で通勤できる気がしない。 僕の家から職場までは45分くらいで、電車に乗っているのは30分。 だけど、朝の混雑に…

休暇を取る時に罪悪感を持つ不思議さ

転職して6ヶ月が過ぎた。 少し仕事や職場に慣れたきたし、ここで少し休みを取ることにした。 とは言っても土日と祝日の合間に有休を合わせて4日程度。だから使う有休は1日だけ。 それでも、1日有休を使って4連休するだけで不思議なんだけど、罪悪感が出てし…

30代後半の僕から20代のあなたへ「人生失敗しないために20代でしてはいけないたった『ひとつ』のこと」

僕は30代後半で、仕事を失い、お金がなくなり、友人を失い、人脈を失いました。 今は、新しい仕事に就けていますが、お金も、友人も、人脈も失いました。 決して、大きな過ちをしたわけでもなく、一つ一つはきっと小さい過ちなのですが、気が付いたら全てを…

1年前のパワハラによるうつ病はどうすれば防げたか?

ちょうど1年ほど前、僕はベンチャー企業に勤めていた。 その在職中、役員でもある上司からの言葉のパワハラにより、体調を崩してしまった。 受診した内科では体調不良の原因は分からず、内科から紹介を受けた心療内科へ行き、そこで、「うつ病」と診断され…

30代後半の同僚がうつになりまして。同僚の異変に気が付いていたのに、気が付いた止まりだった。

僕と同じ年代の30代後半の同僚がうつになった。 3週間ほど休職することになった。 同僚は心身ともに疲れて、状態はかなり酷いようだ。 同僚がうつになってしまったことに、残念な気持ちと、休職するほど酷くなる前に同僚として、もう少し僕にもできたことが…

オフィス街で名刺交換を求める人たちは何を得る?

今の職場はオフィス街なのだけど、街を歩いていると毎日のように「名刺交換して欲しい」と声を掛けられる。 彼らの表向きの言い分は、「研修中で、(僕はこんなに頑張ってるので)ぜひ名刺交換をお願いします」と情に訴えるパターンがほとんどだ。 僕は、い…

「人材」を「人財」と表現する会社は、たいてい怪しい

今日は、仕事を通じて感じたこと。 ここ何年か、「人材」を「人財」と表現する企業が増えてきた。 「人財」の定義は、企業によって多少異なるけれど、「人は、材料ではなく、財(たから)だ」という考え方がベースにある。 だけど、「人財」と表現している企…

30代後半からの人生再起のゴールを設定する

30代後半で仕事を失い、お金を失い、友達を失い、人脈を失った。 失ったものだらけの状態から人生の再起に向けて始めたブログも10ヶ月が経った。 10月前の当初から僕の状況で変わったのは、仕事を得たこと。 そして、仕事を得たことで、今日明日を食えない状…

「明日が今日よりも生活が良くなる」と信じて働く人たちがいる

今の仕事を始めてから、ASEAN諸国の人たちと働く機会が増え、いつくかのインパクトを受けた。 今回は、その中から最もインパクトを受けたことを書き留めておきたい。 それは、ベトナム人から受けたインパクトなのだけど、ベトナムの人は「明日が今日よりも生…

転職回数が3回以上だと採用の書類選考で真っ先に落とす人事

今の仕事の中で人事担当との接点が割とある。医療・介護業界が中心だけど、その他の業界も含めて割りと広く。 たいていの話題は、「人材不足と採用難」。 医療・介護はずっと前から慢性的な人材不足。そしてその他の業界は、景気が良いというのもあって、人…

30代後半の自分の市場価値を高めるために「まず」身に付ける3つの力

30代後半で仕事を失った時、30代後半での転職活動が難しいことを痛感したのだけど、その背景には、自分の市場価値の低さがあった。 30代後半ともなると、応募できる求人に限りがある。 少なくとも「一般スタッフ職」での求人はほとんどない。30代後半ともな…

30代後半になって稼ぐことの難しさを知る

新しい仕事を始めて3ヶ月が過ぎた。 人材業界から、医療・介護業界に移り、わずか3ヶ月間で海外出張を2回したり、外国人スタッフと英語で仕事をしたりと、これまでに経験したことがない仕事にも関わることができた。 社会に出たての頃には幾度と経験した「初…

15年ぶりのタイで人生初の海外での営業活動

30代後半にして初めての海外での営業活動を終えて帰国した。 移動日を除いた現地での活動日が1週間の日程だったが、あっと言う間の1週間だった。 タイを訪れたのは15年近くぶり。 学生時代にバックパッカーで訪れて以来だった。 空港に降りると、既に多く…

30代後半で初めての海外での営業活動へ

1ヶ月前に30代後半にして初めての海外での仕事をベトナムでなんとか終えたところ。 初めての海外での仕事を終えて - 人生再起の記録ushinattta.hatenablog.com それから間もなく今度は、タイへ出張となった。 ベトナム出張の時は、ベトナムに行く前に日本で…

30代後半で気がついた「成長」を意識することの大切さ

30代後半で仕事を失い、お金もなく、友達もいなくて、人脈もない。 だけど、一ヶ月ほど前に新しい仕事を見つけることができ、決して多くはない額だけど、最初の給料も受け取った。貯金はないけど、今日明日食えない状況はひとまず脱した。 僕は転職を何度か…

初めての海外での仕事を終えて

30代後半にして人生初めての海外での仕事を終えた。 ベトナム・ハノイは、年間で最も暑い季節。 40度を超え、湿度は日本の真夏以上という暑さの中、ただえさえ汗が噴き出して止まらないのに、ネクタイとジャケットを身につけ、商談にのぞんだ。 日本語と英語…

30代後半で大企業からベンチャー企業に移ってみて感じたこと

新しい会社で働き始めてもうすぐ1ヶ月ほどが経つ。 僕は、これまで30代後半まで働きてきた人材業界とは異業種の医療ベンチャーで働いている。医療や介護という新たな世界のため、絶対的な業界の知識量が足らない。 いきなり完璧な知識量を持とうとは思わな…

30代後半にして初の海外出張へ

新しい仕事を始めてまだ1週間ほどだけど、今月末に海外出張に行くことになった。 行き先は、ベトナム。 3日間ほどの滞在中に、いくつかのミッションがあって、中には交渉ごとをまとめるものもある。 英語でのやり取りになるのだけど、果たして僕にできるの…

60歳の自分を想像してみた30代後半

新しい会社での仕事が始まって早々に、名古屋まで日帰りの出張をしてきた。 だけど、今の僕には打ち合わせに参加できるほどの知識が圧倒的に足りない。そのことを痛感させられる打ち合わせだった。同行した上司と先方との話に付いていくだけで精一杯。 この…

6ヶ月ぶりの通勤ラッシュ

30代後半で仕事を失い、6ヶ月後になんとか新しい仕事を見つけ、今日から新しい職場での仕事がスタートした。 6ヶ月ぶりの朝の通勤ラッシュを懐かしく感じた。 最寄駅に電車が入っていくる時には、既に列車は満員の状態。ここにどうやって乗り込んでいたか?…

「転職35歳限界説が変わる」から転職しやすいわけではない

先日の日経新聞に、これまで35歳以上は転職が難しかったが、最近は少しずつ変わりつつあるという記事が出ていました。 転職「35歳が限界」変わる 中高年が増加傾向www.nikkei.com 記事によると、35歳以上を採用する企業が増えてきたということです。だけど、…

30代後半だけど転職活動6ヶ月目にして仕事が見つかった

仕事を失ってから6ヶ月間の転職活動を経て、ようやく次の仕事が見つかった。 30代後半の転職活動は、想像していたよりも困難を極めた。 30代後半の自分の市場価値が自分が考えていたよりもずっと低いことを知った。だけど、転職活動をしているこの瞬間には、…