人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

なぜ僕らは会社のオフィスに毎日行くのか?

 

今の仕事は、海外出張があったり、国内でも直行直帰になることが多く、会社のオフィスに出勤しない日が割と多い。月間で平均すると週に2日しか出勤しないこともある。

オフィスへ出勤する日は、主に上司や同僚と打ち合わせや来客対応だけで、基本的に作業はしない。

オフィスに出勤しない場合も、必要であれば、外出先や自宅からSkypeやLINE電話で打ち合わせはするので、コミュニケーション不足ということはない。

社内環境にアクセスできるPCを持ち歩いているので、資料作成は家でやることが多い。もちろん業務時間中に。

誰からも声を掛けられないので、資料作成の効率は非常に良い。

資料の出力は、会社で行うこともあれば、コンビニでも出力している。

なんだかんだで、会社のオフィスに出勤しなくてもに仕事は進んでいる。

しかし、僕がこのような働き方になっているのは、「業務の性質上やむを得ない」ためだ。会社の中でも限られた人にだけ許可された働き方だ。

つまり、同じ会社の多くの人たちは、毎日会社のオフィスに出勤している。
台風や大雨や大雪などで電車が止まったり大幅遅延しても、会社のオフィスに向かうことを求められる。もちろん酷暑であっても。

でも、実際はオフィスにいても、毎日打ち合わせがあるわけではなく、黙々と作業をしていたり、電話で外部の人と話している時間の方が多い。
PCや携帯電話など必要なツールさえあれば、家でもできる仕事がほとんど。

 

だからこそ、湧き出る「なぜ、会社のオフィスに毎日行くのか?」という疑問。

IT機器があることで、本当は会社のオフィスに毎日行かなくても仕事はできるけど、以下のことを理由に、会社は会社のオフィスに来ることを求める。

  • 会社外でPCを使うのはセキュリティ上の問題やPC端末管理上の問題がある
  • 会社にいないと働いているか分からないから労務管理上の問題がある

ただ、上記は本当は解決できる問題だけど、会社は従業員を監理・監視したいという思惑があるから、上記を理由に必ず会社のオフィスに来させたいのだろう。
監理者側としては、オフィスに来させるのが最も効率的だから。

会社に雇用されるということは、監理されるということなのかもしれない。
仕事を効率的に進めるためというより監理されるために、僕らは会社のオフィスに毎日行かなければならないのだろう。
これに従わないと働いたことにならず給料は貰えない。

ただ、いくら会社が監理・監視のために、従業員を会社のオフィスに来させたいにしても、台風が来ていたり、大雪で電車が止まっていたり、大幅遅延しているのに、無理して会社のオフィスに来させる必要があるだろうか?

更には、35度を超える酷暑で「できるだけ外出を控えるように」と注意が出ているのに、会社に来させる必要があるのだろうか?

むしろ、このような出勤しにくい状況の時にこそ、出社させて会社への忠誠心みたいなものを計ろうとしているのだろうか?

そこにどんな意味があるのだろうか?
意味はないけど監理しておきたいのだろうか? 

効率性や生産性だけを考えれば、出勤させずに家で定時に仕事を始めたら方がよっぽどだと思うけど、そうはしない。仕事の効率性や生産性よりも監理することの方がよっぽど大切なんだろうなと思う。

海外の人と仕事していて個人的に感じている思うのは、日本人は多くの海外の人に比べれば真面目に働く方なので、監理しまくらなくても、効率性や生産性を優先すれば、もっと業績上がるんじゃないかと思う。