30代後半だけど映画「STAND BY ME ドラえもん」を観て人生に大切なことを再認識する
ロングランしていた「STAND BY ME ドラえもん」のレンタルが始まったので、観ました。
STAND BY ME ドラえもん(ブルーレイ通常版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2015/02/18
- メディア: Blu-ray
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映画の内容は、コミックの1巻〜6巻のストーリーを元にアレンジしているので、子供だけでなく、リアルタイムでその頃を過ごした30代〜40代の大人も楽しめる作品です。
ただ、30代で仕事を失い、お金がない今の僕がこの作品を見たとき、「STAND BY ME ドラえもん」から、人生に大切なことを再認識させられました。むしろ、少しメッセージがストレート過ぎたかもしれません。
そのメッセージとは、他人や道具に頼らず自分でなんとかすること です。
ドラえもんと言えば道具が魅力ですが、映画では他人や道具に頼らず自分の力で目的を達成することをのび太に求めます。
例えば、道具を使ってしずかちゃんの気持ちを惹きつけようとするのび太に対して、出来杉くんは、「道具なんかに頼って、君の心を動かすのは嫌なんだ」としずかちゃんに伝えます。その結果、しずかちゃんの気持ちは出来杉くんに傾きます。
また、映画の終盤では、道具を提供するドラえもんでさえ、「僕に頼らず自分の力でなんとかしろ」とのび太を突き放します。そして、「自分の力でなんとかするように自分が変わらなければ何も変わらない」とのび太を諭します。
僕が子供の頃に、このストーリーをコミックで読んだときは、頼りなくて自分ではな何もできないのび太へのメッセージだと受け止めていたのですが、大人になってこのストーリーを映画で観ると、それは自分へのメッセージのように思えました。
課題に対して、他人やツールに頼らずに、まずは自分の力でなんとすること、しようと努力することが大切なことだ。当たり前のことだけど、ストレートで僕の心にグサっと刺さりました。
子供向けの漫画やアニメのセリフ、また子供向けの歌の歌詞って、大人になってから読んだり観たり聴くと、子供の頃よりもグサッと刺さることって多いですね。