30代後半なのに人に揉まれなさすぎ
30代後半にもなって、今の自分は、仕事もお金もない。
そして、人脈もないし友達もいない。
なんでこんなことになってしまったのか?
いろいろな原因があるだろう。
考えられる原因を探るため、これまでの自分を振り返ってみたい。
今回は人間関係について。
生きていく上で、僕たちはいろんな価値観や考え方を持った人たちと接する。
価値観が割と似ている人いたちが集まる同じ会社でも、自分と価値観や考え方と異なる人たちと仕事をするケースは多い。
相手の考え方にどうも納得できなかったり、相手の言動を理解し難いシーンも多々あるだろう。
だけど、価値観や考え方と合わない人たちと時には仕事をしたり関わっていくことが生きていくってことだろう。
しかし、僕は30代後半にもなって、未だに自分と相手との価値観の違いや考え方の違いをうまく受け止めることができない。
つまり人に揉まれてなさすぎているいう、とても残念な状態になっている。
僕は、つい最近まで働いていた会社で上司からパワハラを受け体調を崩した。
言葉によるパワハラだった。
「それできないんだったら、死んだ方がマシだよ」とか平気で言われた。
パワハラ自体は許されるべきだとは思わないけれど、30代後半の僕は、この上司のパワハラ発言をやる過ごす術を身に付けているべきだったと思う。
「言われても気にしない」方法を身に付けるとか、「そんなこと言わないでくださいよー」と軽く突っ込んでみるとか。
自分にとって嫌な人とも最低限うまくやっていけるようにするべきだのに、僕は真正面からその言葉を受け止め、苦しみ体調を崩して、しまいには退職という最悪な状態まで追い込んでしまった。
なぜ、僕は30代後半にもなって人に揉まれてなさすぎるのか?
一つに人と関わるケースが極端に少なかったからだと思う。
働きだしてからは新しい友達は一人も出来なかったし、仕事も企画職が長く関わる人が限定されていて、自分にとって新しい価値観を持った人や嫌な人と関わる機会が少なかった。
これが営業職であれば、毎日多くの人と関わるし、クライアントの中には受け入れがたい考え方の人も多くいるだろう。
毎日人に揉まれ続けて、自然と自分と価値観や考え方と異なる人との付き合い方を覚えていくと思う。
しかし、僕にはその経験が不足したいた。
そのため、今回のようなパワハラを受けた時にあっさりダウンという結果になってしまったのだと思う。
営業という仕事は、生きていく上で最も大切な人に揉まれ人を強くする経験を積めるという意味で、営業(もしくはそれに類する職種)は働く上で経験必須な職種だろう。
今更こんなことに気が付いて、これからやり直しできるだろうか?