人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

30代後半で直近の会社の在籍期間が短いと転職は厳しい

僕は今、転職活動中なのだけど、直近の会社を数ヶ月で退職しています。

数ヶ月で退職した理由は、上司のパワハラでした。

僕は、自分がパワハラなんかとは無縁だと思っていたので、パワハラを受けたことよりも、パワハラで辞めざるを得なくなったことが、ショックでした。

 

直近の会社の在籍期間が短いことについては、面接で必ず突っ込まれます。

パワハラがあった」という理由を言うか言わないかは、その面接の状況に応じて決めています。基本的には言わないようにしています。

おかしな話なんですが、パワハラを受けたのは僕で被害者なんですが、パワハラが原因で退職したというと、とても印象が悪くなってしまうんです。

「もしかしたらトラブルを起こすような人なのか?」と思われるんですよね。

 

だから、基本的には在籍期間が短い理由は、「入社前に聞いていた条件と異なる」と説明しています。この理由も間違ってはいないので。

ところが、理由はどうであれ、直近の会社の在籍期間が短いと、ものすごくマイナスだということを痛感しています。

在籍期間が短いことが、転職でマイナスであることは事前に知っていました。僕もこれまで人材業界に身を置てきたので、その辺りの理解はありました。

 

しかし、想像以上に在籍期間の短さは、転職において大きなマイナスであることが分かりました。

「採用してもすぐに辞めるのでは?」

「意志が弱いのでは?」

「入社前の事前の握りが甘いのでは?→物事の進め方が甘いのでは?」

と、とにかく在籍期間が短くて辞めた場合、ネガティブなことしか言われません。

その都度、説明はするのですが、面接官の頭がすでにネガティブな状態から覆すのはかなりハードルが高いです。

 

誰だって間違いや思っていたのと違うことだってあるよねと思うのですが、そんな正論は面接では通じない。

 

昨日、面接で落とされたとある企業も、評価はこうでした。

「実力はありそうだが、すぐに辞めそうなリスクがあるから見送ります」

この企業の面接で、僕はすぐ辞めそうな発言は一切していないし、むしろ長く働き続けたいという意思を随所で伝えました。だけど、やはり面接で直近の会社の在籍期間が短いことをかなり突っ込まれました。

「30代後半なのによく簡単に辞めましたね」

「30代後半だったら、パワハラがあっても、もうちょっとうまく立ち回らないと」

などなど。

結局、すぐ辞めそうなイメージを払拭することは、できませんでした。

 

30代後半で転職を考えている人は、直近の会社は例え何か不満や問題があっても僕のようにすぐに辞めずに、2年くらい(入社して二回り)は在籍した方がよさそうです。

辞めることよりも、その会社で最低2年は生き残る術を考えたほうがよいかもしれません。

これも自分の市場価値を高める(下げない)上で必要なことかもしれません。