人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

30代後半で初めてのテレビ番組収録に参加した-NHK ニッポンのジレンマ-

 

この前の土曜に、NHKの「ニッポンのジレンマ」という討論番組の収録にオーディエンスとして参加してきました。

前から一度参加してみたいと思っていた番組です。

www.nhk.or.jp

この「ニッポンのジレンマ」は、2011年の元旦にスタートした40歳より下の人たちだけが集まってテーマを議論する番組です。

ゲストは、1975年以降に生まれた人たちで、オーディエンスも1975年以降生まれ。

司会は、NHK青井実アナ(1981年)と桑子真帆アナ(1987年)、そして社会学者の古市憲寿(1985年)さんでした。

全然関係ない話ですが、青井実アナって丸井グループの創業者の孫だったんですね。
(収録の時に隣になった女性から聞きました)

 

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論客としは、以下の方々。多くが僕より年下になります。※敬称略

■ 安田洋祐(経済学者 1980年生まれ)
■ 堀口美奈(総合商社 1990年生まれ)
■ 先崎彰容(日本思想史研究科 1975年生まれ)
■ 三浦瑠麗(国際政治学者 1980年生まれ)
■ 上杉周作(アメリカ在住エンジニア 1988年生まれ)
■ 佐藤航陽(メタップス代表取締役 1986年生まれ)、
■ 浦野 幸(Nicogory代表取締役 1988年生まれ)
■ 大澤 聡(メディア研究者 1978年生まれ)
■ 蛭間芳樹(政府系金融機関 1983年生まれ)
隠岐さや香(科学技術史研究者 1975年生まれ)
小池龍之介(僧侶 1978年生まれ)

経営者から従業員として働く人、学者、そして僧侶という幅広い顔ぶれです。
僧侶の小池龍之介さんがいるのは、このような討論番組では珍しいですね。

考えない練習 (小学館文庫)

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 議論のテーマは「"競争"と"共生"のジレンマ」です。

市場での競争に敗れた僕としては、とても関心の高いテーマです。
実際の議論の中身の詳細については、番組放送前なので触れませんが、正直なところ少し物足らない部分もありました。もうちょっと突っ込んだ議論欲しかったかな。

テーマが大きく、論者によって「競争」と「共生」を捉える視点が違うので、多少噛み合わないシーンがを多く感じました。

 

それにしても、論者の皆さんは、言うまでもなく頭が良いです。
知識もさることながら、説明が上手く、他の論者へのレスポンスの速さもすばらしい。
そして、決して言葉に詰まることがない。
それぞれのフィールドで活躍する人たちが共通して持つすごさを感じました。
しかも、収録時間は90分×3本という長丁場の中で、活躍する人たちのすごさを近くで見れたのは大きな刺激になりました。

この番組は、オーディエンスがツイッターで議論に参加することができます。
せっかくなので、僕もいくつか意見を投稿しました。その内2回くらい論者の人に拾ってもらえ、議論の場で取り上げられました。

 

僕は、テレビ番組の収録に参加したのは、30代後半にして初めての経験です。
そのあたりも面白かったです。

収録スタッフの人たちや、天井に吊るされたたくさんの大きな照明器具などなど、
画面を通して見たことがあるくらのものを直接見れたのは、良い経験でした。

僕はNHKのブラタモリをよく見ているので、ブラタモリに出ている桑子真帆アナウンサーを近くで見れたのは嬉しかったですね。

当たり前ですけど、綺麗ですね。
青井実アナウンサーは、NHKらしからぬお洒落でイケメンアナウンサーでした。

www.nhk.or.jp

普段、画面を通して見る人と長時間同じ空間で、同じ目的で協業する経験はそうそうないので良い経験になりました。

収録は計6時間だったので、かなり疲れました。
何が疲れるかっていうと、おしりです。
僕たちオーディエンスの席は、硬い階段式の席だったので、おしりが痛い。
それでも、去年まではなかった座布団があるだけましだったようですが。

以下の写真は、収録終了後の写真、右端に桑子真帆アナウンサーが写っています。

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実際の放送で使われるのは150分。議論の収録は270分だったので、かなりがカットされることになります。編集を経てどんな内容にまとまるのか楽しみです。

そして、あわよくば僕も写っていたりしたら(座っていた席からすると、写っていても全く不思議ではないです)嬉しいですね。

放送は、2016年1月1日(金)午後11時からです。