人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

キラッキラに輝く後輩たちが眩しすぎて見れない

 

大学や前職の後輩たちが、会社の中で新しいサービスの責任者として、または独立してメディアに取り上げられたり、イベントに登壇したりしている。

30代にもなれば、当然そんな後輩も出てくるかもしれない。

ただ、後輩と言ってもずいぶん前の後輩だし、彼らは僕のことなど忘れているかもしれないけれど。

 

不思議なことに、なぜか僕の後輩には、キラッキラに輝く人たちが多い。
今の僕にはキラッキラの「キラッ」もないのだけど。

僕は、そんなキラッキラの後輩たちが眩しすぎて見れない。
ぱっと明るくなる自信に満ち溢れた彼らの顔や言葉。
本当に太陽のようだ。悲しくなるくらい太陽だ。
太陽はまぶしい。彼らは太陽のようにまぶしいのだ。

自分の人生でどこかで関わった後輩たちが、活躍していることは素直に嬉しい。
だけど、彼らと今の自分を比べて凹む。
30代のいい大人が他人と比べて凹むなんてどうかと思うが、比べてしまうのだ。
同じ環境にいて、同じ仕事をしていて、なぜここまで差が出てしまったのかと。

なぜ、ここまで差ができたかなんて、もちろんわかっている。
同じ環境でも同じ仕事でも、インプットとアウトプットとの差が僕とは違ったのだ。

更に後輩たちは、結果を出すことだけでなく、常に未来志向で成長意欲が高かった。
他にも僕との違いはあるだうけど、ここが決定的に違った。

 

このような結果を出し、未来志向の後輩たちの周りには、人がたくさん集まる。
そして、自分の周りに人が集まると、そこから彼らが得るものはきっとすごいはず。
(僕の周りには、人が集まったことはないから、想像だけど)。

そうして、どんどん活躍の場を広げ、責任ある立場になったり、独立していった。

 

一方僕は、結果を出すことにも中途半端で、未来志向で成長意欲は低かった。
その結果、気が付くと、仕事を失い、失った後に仕事も半年見つからなかった。
加えて、お金もないし、人脈もない。

同じ環境や仕事でも、彼らと僕には、こんなにも差が出たのだ。

 

僕らはキラッキラに輝く後輩たちを直視できない。
その理由は、きっと僕が暗闇にいるからだろう。

僕が明るいところに出れば、キラッキラした彼らを、普通に見れるのかもしれない。

だとしたら僕もいつか、暗闇を抜け出して、明るい場所に立ちたいと思う。

そのために、結果を出すこと、未来志向で成長していくこと。
同じ環境で同じ仕事をしていたら彼らがやっていたこれらのことを、今からでもやっていこうと思う。