酒が飲めず煙草を吸わないと仕事の人脈作れない?
30代後半にもなって、今の自分は、仕事もお金もない。
そして、人脈もないし友達もいない。
仕事を失ってしまって、次の仕事が決まらないまま年を越した。さらには1月ももうすぐ終わろうとしている。
今、エージェントに登録してそこで仕事を紹介してもらい、応募するという流れを取っているが、書類選考で落ちてばかりでなかなか進まない。
考えてみれば、30代後半にもなっていれば、そこそこの仕事の人脈があって、人脈経由で仕事を見つけることだってできていてもおかしくない。
なぜ、僕には人脈がないのか?
もちろん、僕は付き合うにふさわしい価値のある人間でないということに尽きるだろう。そして、付き合うにふさわしい価値とは、「魅力があること」と言えるだろう。
僕にはあまり魅力がないかもしれない。
ただ、僕が自分の少ないながらの魅力を周囲に伝える行動を積極的に取らなかったことも人脈がない原因の一つだろう。
それではなぜ、周囲に魅力を伝える行動を積極的に取ってこれなかったのか?
僕と周囲の人たちとの接点はなぜに作れなかったのか?
日常的なことでは、僕が酒が飲めず、煙草も吸わないということがあると考えられる。
僕がこれまで働いていた会社は、飲みニケーションが非常に多かった。
何かと会社の飲み会がある。
夕方の会議の後、月末、その他、何かをきっかけがあれば飲み会が企画される。
そして、会社の飲み会は、半ば強制(ほぼ業務)だったということもあるが、僕も飲み会には参加していた。
だけど、僕は元々酒が飲めず、飲むと激しい頭痛と翌日も体調が悪くなるくらいの弱さ。社会人になって、酒を飲む回数が増えたら慣れてくるかなと思ったが、まったく慣れず、今も酒は苦手だ。乾杯の一杯は飲めるけど、乾杯の一杯が限界だ。
しかし、会社の人たちの多くは酒が飲める。酒を飲むのが大好きで。酒を飲んで楽しそうに話し、仕事のことを酒の勢いで熱く語る。また、仕事以外のことも飲みの場で話し、職場の仲間のことを知り、そして仲良くなる。
上司から「おまえ、全然酒飲んでないじゃないか!」と言われ、僕が「飲めないです」というと「つまらん奴だな」と一蹴される。少なからずとも僕はその言葉に傷ついてきた。
酒が飲めない奴は、仕事のことを熱く語れない、だからつまらない。
また、酒が飲めないと人となりも伝えられない、知りえない、だからつまらない。
そんな感じだろうか。
また、飲み会と同じくらい自分の魅力を相手に伝え、人脈を作るために必要な機会が、喫煙だった。
喫煙ルームでのさりげない会話を通じて、魅力を伝え、相手を知って、人脈を作っていく。
では、僕のように酒が飲めない人はどうしているのか?
一つは、素面(しらふ)でも酒が入った人に負けないくらい盛り上げる。
飲めない代わりに、人脈を作るためにやはり努力しているのだ。
実際にコーラを飲んでも酒が入ったようにふるまえる同僚もいた。
もう一つは、煙草を吸う。
酒の場では、素面で盛り上げ、その代わりに煙草を吸う。
喫煙ルームで顔を合わせ、喫煙ルーム内で交わされる会話を通じて、
ここでも、飲めない人は人脈を作るためにやはり努力してのだ。
一方の僕は、酒も飲めない、煙草も吸わない、その代わりに他の手段で人脈を作るための努力をしたかと言えば、していない。
酒を飲む人、煙草を吸う人以上に、オフィスで人脈を作るための行動をするべきだった。積極的に声を掛けるとかでもよかったかもしれない。
酒を飲めない人、煙草を吸わない人が「いわゆる日本的な企業や社内の中」で人脈を作っている人の行動アイデアをぜひ聞いてみたい。