人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

30代後半の僕から18歳のあなたへ「人生失敗しないために6つのしてはいけないこと」

18歳のあなたへ

はじめまして。

僕は30代後半で仕事も失い、お金もなく、人脈もなく、友達もいません。

他人から見て人生失敗していると思われるだけならよいのですが、残念ながら僕自身も自分の人生が失敗してしまっていると感じています。

 

18歳のあなたは、今、高校生でこれから大学や専門学校に通うのかもしれません。
既に大学生や専門学校生になっているかもしれない。
または、既に働き始めているかもしれません。
そして、子供がいる人もいるかもしれません。

だけど、18歳ということには変わりはありません。

 

あなたは、まだ信じられないかもしれませんが、実は18歳のあなたはとても可能性に満ち溢れています。
このことは知っておいてください。

30代後半の僕にも可能性はあるはずですが、30代後半の僕よりはずっと可能性に満ち溢れています。

 

 そんな可能性に満ち溢れた18歳のあなたへ30代後半の僕から何か人生に役立つことをお伝えできたらよいのですが、僕は先にも書いた通り、人生に失敗しています。

そのため18歳のあなたへ「人生が成功するための方法」についてはお伝えすることができません。

だけど、「どうやったら人生失敗してしまうのか」については知っています。

そこで、30代後半の僕から18歳のあなたへ
「人生失敗しないためにしてはいけないこと」をお伝えしたいと思います。
ここでいう「人生失敗」とはあなた自身で人生を失敗したと感じてしまうことです。

 

18歳のあなたは、自分の人生が失敗することなんて考えたことがないかもしれません。

だからこそ、これからも自分の人生が失敗してしまわないように過ごして欲しいと思います。

 

これからお伝えすることはとてもシンプルで、当たり前のことです。僕はこのシンプルで当たり前のことをしなかったがために人生失敗しています。

18歳のあなたが、人生失敗せずに、充実した人生を過ごすことを心から願っています。

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人生失敗しないために6つのしてはいけないこと

 

■してはいけないこと その1「嘘をつくこと」

僕は嘘をつくことで、信頼を失い、友達を失い、恋人も失い、仕事も失いました。その結果お金もない状況になってしまいました。

そして、僕は今とても寂しい人生を過ごしています。

 

人生は友人や恋人や同級生や知人、職場の同僚、家族など周囲の人たちとの信頼関係が重要です。

信頼関係はすぐには築くことはできません。

だけど、信頼関係は割とすぐに壊れます。
それまで積み上げた積み木がたったひとつの積み木を置き間違えただけ崩れるように。

置き換え間違える積み木にもいろんな種類があるかもしれませんが、ここでお伝えしたいのは、嘘をつくという積み木を置くことです。

「嘘をついてはいけません」と子供のころに言われたと思いますが、なぜ嘘をついていけないかを考えたことがあるでしょうか?
僕は子供の頃、嘘をつくと相手を傷つけるからと考えていました。

だけど、本当にそうでしょうか?

 

嘘をついていけないのは、相手を傷つけるということではなく、相手を傷つけることで相手との信頼関係が崩れてしまうからではないでしょうか?

僕は、実際に嘘をついて信頼を失い、今に至ります。

 

世の中には、嘘をつき続ける人がいます。

嘘をついて、僕と同じように信頼を失い、友達を失ったり、恋人を失ったり、仕事を失うする人がいます。中には法を破ってしまう人はその結果、法のもとに罰せられる人がいます。

ですが、嘘をついて信頼を失っても、なお再び別の人々の信頼を得るという人もいます。そして、また嘘をつく。
巧みな話術で人を説得してしまえる人がそうです。

 

だけど、知っておいてください。
たいていの人は嘘をついて信頼を失うと、失った相手からは言うまでもなく他の人から信頼を得ることも難しいということを。

 

世間は広いようで狭いです。

信頼を失ったことは狭い世間の中で広まります。

あなたが初めて会った人であっても、以前にあなたが信頼を失った相手から直接的であれ間接的であれ、嘘をついたことを知っています。
最近は、以前より簡単に相手のことを知ってしまえるのです。

 

これは例えばSNSのことです。

あなたが知らない相手でもあなたのことを既に知っている相手は、あなたにフィルターがかかったところから関係がスタートします。ここから信頼関係を築き上げることは非常に難しいです。

だから、嘘をつこことはしてはいけません。

 

嘘も時には必要といいますが、必要な嘘はありません。
それは嘘をつく側の言い訳です。
いずれにしてもその場はよくても結果的に嘘であることを知った相手は傷つけられ、信頼を失っていくでしょう

 

■してはいけないこと その2「誠実でないこと」

まず言葉の意味から

誠実・・・私利私欲をまじえず、真心を持って物事に対すること

 

真心を持つというと、なんだか難しいですが、要は大切にすることだと思います。

僕は誠実でないことで、友達を失いました。
僕にも過去には友達が何人かいました。
少なくとも学生時代にはいました。

 

だけど、働き始めてから仕事が忙しくなり、友達を会うことも少なくなりました。友達が遊びや飲みに誘ってくれても、忙しいからと断っていました。

最初の頃は友達も忙しい僕のことを理解してくれていたのですが、そのうち遊びや飲みに誘ってくれなくなりました。

 

僕は、友達に誠実でありませんでした。

僕は、いつも遊びや飲みに誘ってくれる友達へ、いつも誘ってくれてくれる感謝を気持ちを伝えることと、友達が僕を誘ってくれたように今度は僕の方から遊びに誘うという、とても当たり前のことができませんでした。真心がありませんでした。

 

友達だから家族だから恋人だから、自分の忙しさをわかってくれよというわがままさもあったと思います。

友達なんだから、そんな気を使わなくていいと思っていました。

 

結果、友達は僕から距離を置くようになり、気がつけば友達を失っていました。

誠実でないことはしてはいけません。

誠実でありましょう。

 

■してはいけないこと その3「新しい友達を作ろうとしない」

 僕は、社会人になってから新しい友達を作りませんでした。

学生までは、友達って自然にできるものだと思っていました。
実際に、自然と友達になったケースが多かったです。

 

だけど、本当は友達って作ろうとしなければできないということを社会人になってから知りました。

僕は一人で過ごすことが嫌いではなかったし、むしろ一人の時間が好きだったりします。

 

そして新しい友達を作ろうと特に思わず、30代後半になりますが、僕の交友関係はとても狭くなりました。

友達がいないことで、楽しみや喜びや時に怒りや悲しさを伝えたり共有することができなくなりました。

そして、とても寂しい人生を過ごしています。

 

人生を豊かにするには、友達は(多いか少ないかではなく)必要だと30代後半になってから気付いてしまうことになりました。

新しい友達を作ることに受け身になってはいけません。

 

■してはいけいこと その4「お金のことを勉強しない」

僕は、お金のことを勉強しなかったために、30代後半なのにお金がありません。今、仕事がないのでわずかにあった貯金も底をつきました。

 

お金の勉強といっても、株などの投資のような難しいことではなく、ごくごく一般的な話です。

僕は、給料から自動的に差し引かれる住民税や所得税や健康保険料などのお金のことを知ろうとしませでした。

 

自分の将来に必要なお金をことを勉強したり考えたりしませんでした。

家を買うのか買わないのか?買うならいくら必要なのか?

車を買うのか買わないのか?買うならいくら必要なのか?

結婚するのかしないのか?結婚するならいくら必要なのか?

子供を持つのか持たないのか?子供を持つならいくら必要なのか?

などなど、自分のライフイベントについて真剣に考えることがなかったために、それに関するお金のことを調べたりしませんでした。

 

給料は、なんとなく生活費と遊びに使い、なんとなく余れば貯金(貯金という意識はない)していただけです。
そして、なんとなく貯まったお金は旅行などで消えていました。

 

その結果、お金が貯まるはずもなく、今、30代後半なのに全く貯金がなくとても寂しい人生となっています。

人生はお金が全てではないですが、お金が一部であることは確実です。お金がないと例えやりたいことがあっても何もできません。

お金のことを知ることを避けてはいけません。

 

■してはいけないこと その5「自分の市場価値を知ろうとしない」

働き始めてから、僕は自分の市場価値を意識していませんでした。

もちろん勤めている会社内での評価を意識することはあって、それなりに評価を得るために結果も出しました。昇進もしました。

 

しかし、それはあくまで勤めている会社内での価値があるという意味で、世の中(市場)で価値があるとは限りません

学生で言うなら、校内偏差値と学外偏差値の違いです。

 

僕は、市場価値を意識した働き方をしなかったために、30代後半になって自分に市場価値がないことを知り、仕事を失った30代後半の今、全く仕事が見つからずにしてとても苦しんでいます。

 

20代後半で転職したことがあって、その時はそれほど社会経験がないのに簡単に転職できました。
だけど、それは20代という市場価値があったためだったのです。

 

20代で経験少ない人と30代で年齢相応のスキルや経験が不足している人だと20代の経験少ない人の方が市場価値が高いということを30代の今になって知りました。

最初に働き始めた会社で10年、20年、30年、そして定年まで働き続けることができるのではあれば、市場価値についてはそれほど意識しなくてよいかもしれません。

 

ただ、将来的に自分がやりたい職種や業界でチャレンジしてみたいなど転職を考えているもしくは可能性があるのであれば、市場価値を意識した働き方をしないといけません。

 

自分の市場価値は、転職しなくても転職エージェントや転職サイトに登録すると知ることができると思います。
社内での評価は、市場価値とはまた別であることを知ることができます。

自分の市場価値を知ることを避けてはいけません。

 

■してはいけないこと その6「自分の夢について真剣に考えない」

夢というとなんだか大袈裟な感じを受けるかもしれませんが、僕は夢について考えたり夢を持ったりしなかったため、とても寂しい人生を過ごしていました。

 

夢とは、なりたい姿と言い換えてもよいかもしれません。

例えば、子供を育てていることというのも夢と言えるでしょうし、家を建てていることとか車を持っているとかも夢と言えるでしょう。

 

僕は、特に夢がなかったし、自分の夢について考えませんでした。

ただその時々の興味に任せて生きてきました。
もちろん、それはそれで全く意味がないとは思えませんが、夢がないがために、そのために不足しているもの(お金、時間、スキル、経験)などを意識しませんでした。

 

僕は恥ずかしい話ですが、最近30代後半にして、いまさらながら夢を持つことができました。

30代後半だけど夢が見つかった - 人生再起ブログ

そうすると、今の自分に不足していることが徐々に明らかになりました。そして、その不足しているものを得ようと人生にだいぶ前向きになりました。

 

そして、夢は自然とは見つからないものだと思います。
ただ、もしまだ夢を持てていないとしたら、夢を持つことを意識して毎日を過ごしてみてください。

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この6つ以外にも、僕の人生が失敗した要因はたくさんあるように思います。

ただ、それらはこの6つに関連することだと思います。

 

僕は、人生を失敗しましたが、人生を再起できるか今挑戦中です。
非常に道のりは厳しいですが。

人生は何が起こるかわかりません。

 

だけど、18歳のあなたは、これらに注意すれば、僕のような失敗した人生にはならないはずです。