人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

30代後半で知った仕事にブランクあると採用されにくいということ

30代後半で仕事もなく、お金もなく、人脈もなく、友達もいない。

仕事を探しているが、なかなか見つからない。

 

採用されない理由は、僕のスキル・経験不足と30代後半という年齢が上位を占めるが、それに続く理由があった。

それは、僕のキャリアに一定期間のブランクがあること

 

これまでの僕の職歴において、企業勤めと企業勤めの間に半年ほどのブランクがある。

また、現状でいうと4ヶ月ほどブランクがある。

 

ブランクと言っても決して「何もしていない」期間ではない。

最初の半年間のブランクは、バイトをしながら、ボランティア活動しながら、転職活動をしていた。

バイトだったけど、おそらく正社員よりは難易度の高い仕事だったし、ボランティアは支援の緊急を要する場所で初めて会った知らない人をまとめるような、会社勤めにはない難しい仕事だったと自分では思っている。

直近の4ヶ月間のブランクは、転職活動を集中してやっている。

 

だけど、いくら、この半年間の活動を説明しても、たいていの面接官は冷ややかな反応を示す。

どこか問題があるかを尋ねてみると、前の職場を退職して、正社員として企業で働いていないところが、「ちょっとね(マイナスだね)」ということだ。

 正社員で企業勤めしていない期間=何もしていない期間として扱われてしまうのだ。

 

ただもし同じ半年間でも、半年間は留学して語学を習得しましたとか、難関の資格を取得しましたとかなら、面接官では「そうですか」と頷くような気がする。

 実際に、面接で「何かこの半年間で習得された資格とかってないんですか?」と聞かれたことも何度かある。

 

バイトやボランティアとして実際に働いていることよりも、資格という目に見える結果がある方がまだ、ブランク扱いにはならないかもしれない。

 

また、このようなブランク扱いは、例えば結婚や出産育児、または介護や病気などで、会社を退職した人もあるのではないかと思う。

家事や出産育児、介護や闘病というものも十分仕事であり経験ではないかと思うのだけど、会社にとっては、マイナスと扱うケースは多いだろう。

 

何もしていないわけではにのに、何もしていないとして扱われる。

 

厳しいなと思うが、これが現実だ。

仕事にブランクがあることが、どれだけマイナスなのかを30代後半になって身をもって知った。