人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

30代後半で知った「転職ではキャリアの綺麗さ」が大切だということ

ここまで数々の採用面接を受けてきて感じるのが、転職ではキャリアの綺麗さが大切だということです。

キャリアの綺麗さとは、以下のことをいいます。

■ 職務経歴にブランクがないこと

■ 転職回数が2回以内

■ 1社の在籍期間が3年以上

ブランク期間に士業を始めとした難関資格を取得したなど、新たな付加価値が付かない限りは、いかなる理由があってもブランクはマイナスにしかなりません。

僕はこれまで2回の転職をしていて、いずれも次の仕事を決めずに前職を辞めてから転職活動をしました。理由は、退職直前まで業務が立て込んでいて、転職活動ができなかったためです。本当は、前職で仕事をしながら転職活動ができればよかったのですが、そうも行かなかったという事情です。今思えば、僕は、少し責任感が強すぎたのかもしれません。どうせ辞めるんだから、ある程度は適当に仕事の手を抜きつつ時間を作って、転職活動すればかったかもしれません。

しかし、理由はどうあれ、それにより職務経歴にブランクがあるのは、かなりのマイナスになっています。

そして、おそらくこれは、出産・育児・介護など家族のための事情でブランクがあっても同じではないかと想像します。

 

転職回数は3回目以上になると、「計画性がない」と見られます。

これも理由はどうあれ、30代後半で転職回数が3回目だとマイナスになります。

また1社あたりの在籍期間が3年以上ない、つまり3年未満で辞めていると、「意思が弱い」「計画性がない」と見られます。

特に、僕のように30代後半で、直近に働いた企業の在籍期間が短いと「30代後半なのに意思が弱い」「30代後半なのに計画性がない」というマイナス評価を受けます。

 

僕は、キャリアが綺麗でないのですが、面接でも面接官からこれまでの職歴からやってきたことやできることについての質問よりも、キャリアについての質問(というか突っ込み)が多くなってしまっています。

その結果、面接で自分のアピール不足を感じることが多いです。もちろん今はこのことを踏まえて、こちらからの質問する時間に、質問に合わせて上手く自分をアピールしたりするなど工夫していますが、最初の頃は消化不良といった面接が多かったです。

 

ただでさえ、30代後半の転職は非常に厳しいのですが、「キャリアが綺麗である」という枠組みから外れると、必要以上に厳しくなるのが実情です。

 

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