人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

近所の公園でタケノコを発見して食べたくなる

日課のウォーキングで公園の竹林を通った時に、タケノコが生えているのを発見した。しかも5本くらい。

 

タケノコが公園に生えていることには驚きだったけれど、まだ3月上旬なのに生えているのにも驚いた。タケノコって4月後半から5月上旬に生えるイメージがあるから。

このところ雨が続いていて、今日は少し晴れ間もあった。

竹林でも日当たりのよいところで好条件だったのかもしれない。

まさに「雨後のタケノコ」というやつだろうか。

 

そのタケノコがこれ。

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これらのタケノコを前に、僕は食べたい気持ちを抑えられなくなる。

昔、タケノコ採りに行ったことが何度もあって、採れたてのタケノコのやわらかさをよく知っているだけに、あのやわらかいタケノコをを食したいと思った。

しかも、今の僕にはお金がなく、お金を払ってタケノコを食べようとは思わないかれど、タダで手に入るとしたら、これはぜひ食べたい。

お金のない僕にも季節を味わうことができる。

 

だが、もちろん公園に生えたタケノコを勝手に採るのは禁止されている。

だから、止まらない唾を飲み込みながら、掘り出したい気持ちを抑えながら、泣く泣く帰ってきた。

 

次の日に、またその林道を通ったら、なんとそれらのタケノコは綺麗に掘り出されていた。5本あったタケノコの後には掘り出された穴だけが残っていた。

 

きっと僕の後にタケノコを見つけた誰かが、掘り起こしたのだろう。

そして、その人は今、あの採れたてのやわらかいタケノコを食べているに違いない。

 

繰り返すが、公園に生えたタケノコを勝手に採るのは禁止されている。

だけど、僕は少し真面目過ぎたのかもしれない。

 

今、振り返ると5本あったのだから1本くらい掘り出してもよかったかもしれない。

もしこれが今、お金がなくて本当に食べ物に困っている状況だったら(もしかしたら近いうちにそうなることだって考えられるけど)、禁止されていようが、なんだろうが、掘り出して食べたと思う。

 

僕はサバイバル能力(生き延びようとする能力)が低いのかもしれない。

 

いずれにしても、新鮮なやわらかいタケノコが食べたい気持ちだけが残った。