人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

30代後半にして初の海外出張へ

新しい仕事を始めてまだ1週間ほどだけど、今月末に海外出張に行くことになった。

行き先は、ベトナム

3日間ほどの滞在中に、いくつかのミッションがあって、中には交渉ごとをまとめるものもある。

英語でのやり取りになるのだけど、果たして僕にできるのだろうか?

僕は、英語については、多少の会話なら出来る(と思っている)のだけど、ビジネスで使うとなると全く経験はない。ましてや交渉ごとなんて、旅行先でのお土産の値下げ交渉しか経験がない。

もちろん、経験がない僕がアサインされるくらいの交渉ごとなので、交渉内容そもののは、難易度が高いものではない。

英語を使って仕事をしている人からすれば、「そんなの超簡単だよ」というレベルなんだろう。だから、それほど難しく考える必要はないのかもしれない。

 

だけど、それでも一人で行くとなると緊張する。この緊張の感覚は、大学を卒業して社会人になりたての頃に、初めて一人だけで営業に行った時と同じくらい。先輩や上司からすれば、「そんなにたいしたことじゃない」と言われても、初めての営業は緊張と不安で一杯だった。しかも、会社からの数字のハイプレシャーもあったから、「絶対契約とらなきゃ」と自分で追い込んでいた。

そして、その初めての営業は玉砕だった。僕が一方的にベラベラ話してしまい、相手の話を聞く余裕さえもなかった。今でも苦い思い出として残っている。今思うと、本当に顧客のことを全く考えていない営業だったと思う。

 

僕は、6ヶ月ほど前に仕事を失って、その後なかなか就職活動をする中で、自分の市場価値の低さを痛感した時に、「これからは市場価値を意識して働こう」と思った。僕には身につけなければならない経験やスキルはたくさんあるのだけど、その中に「外国企業や組織との仕事の経験」はテーマの一つに考えていた。

だから、今回のベトナム出張はその経験を得る最初の一歩となる。このチャンスを大切にしたい。

 

今回の初めての海外出張までに、あと20日ほどある。

手始めに「ビジネス英語」の参考書を買ってみた。

やはり、ビジネスにふさわしい表現というものがあるんだなと知った。

なかなか面白い。