多くの人はノマドやフリーランスにはなれない
30代後半にもなって、今の自分は、仕事もお金もない。
そして、人脈もないし友達もいない。
こんな僕だが以前、これからのキャリアについて危機感を感じて、
自分で稼げる力をつけなければと思い、会社から帰ってきた後や休みの日に自分ができることをやってみた。
商売の基本的な力をつけてみようと、今よりも貯金があった時代に、Amazonなどのインフラを使ってネットで物販をしてみたり、趣味で撮りためた写真をコンテンツを販売してみたりした。
物販では海外から仕入れて日本で売るということをやってみた。
写真のコンテンツは、販売するために写真を撮るということはしなかったけれど、それなりにストックがあったので、汎用的な写真は全て売ってみた。
だが、この物販もコンテンツ販売もやってみてわかったのだけど、
とても、生活できるほどの収入は得ることができない。
利益として月10万くらいはなんとは稼げるかもしれないけれど、それ以上はなかなか難しいそうだというのが僕の一旦の結論。
僕には人脈がないから、人脈がある人がやればもっと稼ぐことができるかもしれないけれど、生活するために稼ぐのは正直ハードルが高いと感じた。
ネットの普及ということもあって、ノマドやフリーランスとしての働き方がこれからの働き方になってくるという話を良く聞く。
確かに以前に比べれば、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングなどのサービスを通じてフリーでも仕事はやりやすくなってきたかもしれない。
また、僕が実際にやってみたように、少し本気でやれば10万円くらいは稼ぐことができる時代になったかもしれない。
だが、ノマドやフリーランスという立場で生活していけるのは、本当に一部だけに思う。
株や為替のトレーダーを生業として生活していけるのが株や為替をやっている人の1割りと言われるように、ノマドやフリーランスも生業として生活できるのは、1割くらいのように思う。
多くの人は、ノマドやフリーランスを生業としては生活できないことを前提にすると、僕も含めて多くの人は、企業の中でビジネスマンとして生きていくことに集中した方が良いと思う。
ノマドやフリーランスはあくまで副業としてやるのが最もよいのではないだろうか。