人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

過去は変えられる

このブログを通じてお会いした、経営者であるKさんから聞いた言葉です。

過去に起こった出来事は変えられない」けれど、「過去に起こったことの意味は変えられる」

過去に起こった出来事は、どれだけ後悔しても変えられません。だけど、過去に起こった出来事の意味は、今の自分の捉え方によって、その意味を変えることができるということです。

別の言い方をすれば、過去の起こった出来事から学ぶことで、その過去の出来事の自分にとっての意味合いを変えていくといくことです。

確かに、そう考えると「過去は変えられる」ものかもしれません。

僕もこれまでに「過去の◯◯があったら、今がある」とか、「過去に◯◯という経験をしているから、今がある」など、過去の出来事の意味を考えたことはあります。そして、そう考えることで、過去の失敗や思い出したくないような辛い出来事も糧にして、前に進むことができたことも何度かあります。

いわゆる失敗から学ぶということです。

僕は30代後半で仕事を失い、お金を失い、友達を失い、人脈を失ったのですが、そうという出来事を振り返って、失敗から学んで、また人生を再起したいと思っています。

また、「過去の出来事を振り返って、これからの自分に生かしていこう」と考えないと、あまりにも苦しいということも言えます。過去の出来事に後悔して悲観しているだけだと、これからの自分にあまりにも絶望を感じてしまい、それこそ人生終わると思えてしまいます。過去の出来事から学ぶことは、今の自分にも、とても大切なことだです。

そして、誰しもそうやって過去の出来事から何かを学んで「過去の出来事に新たな意味を与えて」今に至るんだと思います。これは、人生だけでなく、スポーツやビジネスでも同じことが言えるでしょう。

もちろん、失敗から学んだことを、時々は生かし切れずに同じ失敗を繰り返したりすることがあるかもしれませんが(僕は、そのようなことが過去に時々ありました)。だけど、少なくとも過去の出来事を出来事のままにせずに、学びとろうとします。

「過去に起こったことは変えられないけれど、過去に起こった意味は変えられる」と考えると、過去の出来事は無駄なことは何一つないと思えます。どんな出来事もそこから何かを学んで次につなげていくことができれば、全ての出来事が意味を持った大切なものに思えます。

「過去を変えられる」と思うことは、「過去の出来事には意味がある」と思えるようになるということかもしれません。