人生再起の記録

30代後半で仕事・お金・友達・人脈を失ったところからの再起の記録

6ヶ月ぶりの通勤ラッシュ

30代後半で仕事を失い、6ヶ月後になんとか新しい仕事を見つけ、今日から新しい職場での仕事がスタートした。

6ヶ月ぶりの朝の通勤ラッシュを懐かしく感じた。

最寄駅に電車が入っていくる時には、既に列車は満員の状態。ここにどうやって乗り込んでいたか?乗り込むのに躊躇する。次の瞬間、乗り方を思い出したように慌てて乗り込む。

車内では、ポジション取りが重要だ。だけど、手すりやつり革に届かない場所に立ってしまう。前には女性。痴漢と間違えられないように体の位置を変える。

途中の駅から、イヤホンを付けた見た目40代の男性が音漏れをさせてながら乗ってくる。密集だけど無言の車内でカシャカシャという音が響く。久しぶりの朝の通勤ラッシュのBGMが音漏れのカシャカシャだとは!なんてラッキーなんだ!と思う。

通勤ラッシュなんて、決して嬉しいものではないけれど、今日の僕に限っては通勤ラッシュは嬉しいものだった。そして、6ヶ月ぶりに仕事モードにスイッチが入ったように思う。そのうち、またこの通勤ラッシュに慣れて、ただの苦しいものになってしまうかもしれない。だから、今日の新鮮な気持ちを書き留めておく。

職場で新しい仕事について説明を聞いたところ、僕にとって正直ハードルは高いかもしれない。新たない知識として身につけることも多い。だけど、挑戦しがいのある仕事である。僕は30代後半で自分の市場価値が低い僕は、このハードルを越えることで市場価値を高めることができると考えている。だから、今、目の前の「ここ」に集中していきたいと思う。

                               2015年4月27日

                              よく晴れた夏日に