30代後半の自分の市場価値を高めるために「まず」身に付ける3つの力
30代後半で仕事を失った時、30代後半での転職活動が難しいことを痛感したのだけど、その背景には、自分の市場価値の低さがあった。
30代後半ともなると、応募できる求人に限りがある。
少なくとも「一般スタッフ職」での求人はほとんどない。
30代後半ともなると、実務の力だけでなくマネージメント力を求められる。
だけど、僕は「実務」と「マネージメント力」については、それなりの経験と実績があると自分では評価していた。その根拠は、社内での評価がそれなりに良かったから。
しかし、実際のところは、僕の実務の力とマネージメント力は、社内では評価を受けていても転職市場に出すと、とても低いことを知らされた。
僕は、更に前職をわずか3ヶ月で辞めたという人事担当者にとってネガティブな実績まであったので、転職活動は本当に厳しいものとなった。
そんな中でもなんとか新しい仕事を見つけた。
30代後半になって僕は、初めて「市場価値を高めること」を意識して働くようになった。
これまでは、そこそこの名前の知れた会社で働いていたこともあって、「社内での評価」と「市場での評価」を同じように考えていた。だけど、その意識こそが市場価値が低い根本的な原因だったことに気が付いた。
今は、目の前の仕事で成果を出すことに集中しつつも、常に「市場において自分の価値」を意識している。本当は社外の人からフィードバッグしてもらえれば良いのだけど、まずは、自己フィードバッグから始めている。
自己フィードバッグなので、今のところは「自分に足らないこと」が主に目立つ。
特に以下の点は、僕が必ず短期的に身に付けなければならない力だと思う。
・稼ぐ力が足らない
・ゼロから一人で全てできる力が足らない
・英語力が足らない
■稼ぐ力が足らない
これは、前のエントリでも書いたことだけど、僕がこれまで割と単純で利益率の高い広告や人材ビジネス業界にいたこともあって、医療や介護という別業界に来たら、実は稼ぐ力が足らないことが分かった。これは、本当に大きな問題だ。
■ゼロから一人で全てできる力が足らない
これは大企業からベンチャー企業に移って分かったこと。自分がいかに「部分」をする力しかなくて、これじゃあ「市場価値が低い」と判断されても当然だなと思う。
実は企業に勤めている人でも、ゼロから一人で全てをできる人が多い。
■英語力が足らない
ここ数ヶ月でベトナムやタイといった海外で仕事をしたり、国内でも海外の人と仕事をする機会が増えてきた。
英語力が足らないことを、突きつけられた数ヶ月だった。
ただ、英語力を身に付けることは、本当に直近で必要にせまられていることで、あまり意識しなくても、必死にならざるを得ないからなんとかなると思っている。
以上、3つの足らないことをこれから10月までにレベルアップさせようと思う。